ルネサンス期に、フランスやイタリアなどのヨーロッパ貴族達により踊られた宮廷舞踊を起源としています。
現代では、劇場で舞台装置を伴い『足を外旋(アンデオール)した舞踊技術』『決まったポジション(手足の位置や身体の方向)』により物語や役柄を表現する総合芸術と位置付けられ、チャイコフスキー作曲『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠りの森の美女』他、『コッペリア』などが名作として一般に知られています。
必要な舞踊技術(回転などのテクニック)、使用する楽曲、衣装は作品ごとに決められており、
例えば『白鳥の湖』黒鳥役の場合、黒いチュチュを着用し32回転のグラン・フェテは振付として必須です。
役柄の表現方法としては、言葉を発する事は無く『規範に則った舞踊技術』『マイム(決まった身振り)』を用います。
作品の最大の見せ場は主役ペアの踊り(結婚の場という物語が多い)が多く、空中リフトなど長い年月をかけて磨いた高度な舞踊技術が不可欠となります。
余談ですが、当スクール含め一般的なバレエスクールでは、それに対応できる男性舞踊手の在籍がないのでゲスト出演者をお迎えしています。
『レッスンに来ていないけれど辞めてしまったの?』との声がありましたが、またお招きする機会を楽しみにお待ちください。
それまで生徒の皆さんは、真近に見た舞踊技術を何かに活かしてもらえればと思います。
客席からとは異なる世界が見えたことと思います。
FAQ一覧
バレリーナを目指す方のスクールですか
バレエの道に進みたい方だけでなく、情操教育、記憶力や集中力の向上、
洗練された身のこなしや、様々なダンスの基礎としても役立ちます。
自宅での練習は必要ですか
自宅での練習は必要ありません。
時間内にスタジオでのレッスンに集中しましょう。
練習の成果は舞台で発表する機会を設けます。
過去の発表会の様子を見たいのですが
2017年11月5日第三回発表会『シンデレラ』第三幕他
ゲスト出演
王子 木村和夫(東京バレエ団)
継母 大岩かほる
道化 佐世義寛(東京シティバレエ団)
補足:生徒出演人数が一定数確保出来たため、出演費用衣装代込み2作品7~10万円程度で制作できました。
今後も、1作品はそれぞれを活かせる小作品、もう1作品は舞台装置を伴ったグランドバレエを基本としますが、
新たな顔ぶれを見ながら進めていく予定でおります。